ダメなお母さんだと責めないで

お子さんが思う通りの行動をしなかった時、つい感情的になって

「本当にもうあなたはダメな子なんだから!」

「もうあなたなんか知らないから!」

というような言わなくてもいい事、お子さんを否定するような言葉を言ってしまうという相談をよく受けます。

 

そこに対して、ふと冷静になると「自分はダメな母親だ。」「私って母親失格。こんな私に育てられてごめんね。」と自分自身を卑下し、自己否定。

 

だけど根底には子供に苦労をさせたくない思いがあるんだけど、それにしてもやりすぎちゃってる事にとにかく自己否定。。。

 

もし、そういう事をしてしまって、自分を責めてるお母さん。

 

もう大丈夫。

 

自分を責める必要はありません。

 

あなたがしている事は、ただの条件反射なのです。

 

あなたにはあなたの育った環境があります。

 

その環境によってできてしまったパターンであり、あなたがついやってしまう事、これは仕方のない事なのです。

そして、それは仕組みを知れば、変化をさせられる事でもあるのです。

 

 

私は、母親が情緒不安定で、

私たちが小さい頃、彼女の思う通りにしなかったら、彼女の逆鱗に触れ、家の中を追いかけられ、体罰をよく受けていました(今でも追いかけられてる時の自分の泣き声、妹の泣き声は耳にこびりついてます)

 

私自身その環境で育っていたので、子育て中、おしっこが教えられなかった、まだたった2歳の子供をパンツをはかせないまま、家の外にポーンと放り出したりという事をしていました。

 

そして、子供の可愛い寝顔を見て、

「ああ今日も感情的に怒ってしまった。こんなダメなお母さんで本当にごめんね。」と自分自身を責めていました。

 

 

その瞬間湯沸かし器、点火の瞬間をどうにかしたいと思っていたのですが、

気をつけても発動しちゃうし、どうにもならずかなり悩んでいました。

 

それが、人間共通の脳のクセと0-6歳までの判断基準によって作られた、ただのパターンなので、私のせいではなかったんだとわかった時には本当に救われました!

 

なので、今、自分を責めてるお母さん、

それは単なる自分にこびりついてしまったパターンなので、責める必要がない事を一段階知ってくださいね。

 

そしてもし、そこから子供との関係性をより良いものにさせたい、と思っているお母さん。

あなたのそのパターンは変化させることができるものです。

 

自分の過去の、「どこで」そのパターンができたのか、質問によって無意識を意識化できた時に、はじめて変化の糸口をつかめます。

 

そして日々、気づきを積み上げていく事で本当に変化できるのです。

 

 

もしこれを読んで「変化したい」と思われたあなた。

お気軽にお問い合わせくださいね!!